Ultimaker Curaのアップデートが来たよ!
2019年8月某日 Ultimaker Curaのアップデートが表示されました。
他の記事を書いていたので、とりあえず放置していたのですが、8月12日にアップデートしてみました。
Ultimaker Curaでアップデートが来るとメインウインドウの下の方にボックスが表示されます。

拡大するとこんな感じ。

適当に訳すとこんな感じになります。
「Ultimaker Cura 4.2.1 が利用可能になったよ!
Ultimaker Cura 4.2.1ではより良く、より信頼性のあるプリント体験を提供しますよ」
つまり一言で言うと「良くなったよ」ということです。
早速、ボックス内の「ダウンロード」をクリックして、ダウンロードして、インストールしてみましょう。
早速ダウンロード&インストール
先ほどのボックスの「ダウンロード」をクリックすると、自動でブラウザが開き、Ultimaker Curaのページに行きます。

ページ中程の「Download for Free」をクリックすると、OSを選ぶウインドウが現れます。

ご自分のOSをクリックし、「Downlowd now」をクリックすると、ダウンロードが始まります。
私の場合は、MacOSなので、真ん中を選択しました。
ダウンロードが完了すると、「Ultimaker_Cura-4.2.1-Darwin」のファイルがダウンロードフォルダにあることでしょう。
(注:WindowsやLinuxを選んだ方はファイル名が異なる可能性があります)

このファイルをダブルクリックして開きます。
すると新たにウインドウが開き、「Applications」と「Ultimaker Cura.app」という二つのアイコンが現れます。

「Ultimaker Cura.app」を「Applications」にドラッグ&ドロップします。
これまでもUltimaker Curaを使っているため、同じファイルがありますよと注意が促されますが、今回はアップデートしたいため、「置き換える」を選択しました。

しばらくするとインストールが完了します。
LaunchPad(ロケットマーク)からUltimaker Curaを探して、クリックし、起動してみましょう。


セキュリティ設定によっては、インターネットからダウンロードしたソフトだけど開いていいかと聞かれますので、「開く」をクリックします。

Ultimaker Curaの起動に成功しました。

細かいアップデートは読んでいないので、ぱっと見で変わったところを調査してみます。
ぱっと見の変更点
とりあえずぱっと見で変わった点は以下の3点です。

①は読み込んだファイルの詳細が表示されるようになりました。
また下の四角形は見る方向をボタン一つで変更できるようになっています。

②はフィラメントの選択ウインドウですが、そこにノズル情報も追加されています。
0.2 mmから1.0 mmと結構幅広くなっています。
現状では0.4 mmですが、こうリストとなっていると他のものも試したくなってきますね。

③はプリント設定の「レイヤー高さ(積層ピッチ)」に関してです。
まずは推奨設定を見てみます。
新しいバージョンではレイヤーの高さがノズルのサイズと連動し、ノズルのサイズによって選べるレイヤー高さの範囲が自動で設定されるようです。

Ender-3では0.06 mmから0.6 mmまで選べていたのですが、現状では0.12 mmから0.28 mmと範囲が狭まっています。

ちなみに0.08 mmにマウスオーバーするとこんな注意ウインドウが表示されます。

次にカスタム設定を見てみましょう。

カスタム設定のプロファイルも一新されています。
前は0.06 mmとか選択できたのですが、現在のノズルサイズでプリントできる範囲内の4段階に変更されています。
これらの変更はあくまでもユーザーのことを考えて、綺麗に造形できる範囲に設定し直したのでしょう。
他のところもちらっと見てみたのですが、項目自体は変わっていないのですが、数値が所々変わっていて、Ultimaker社が色々と検討した結果を反映し、より良い条件にアップデートされたようです。
まだインストールしていない人は、新しいバージョンのCuraもぜひ試してみてください。
次回はFreeCADのフォントサイズの変換方法を解説していきます。

ということで今回はこんな感じで。
コメント