【Apple】MacBook Air(2019)の製品レビュー

  • URLをコピーしました!
目次

カタログスペックの比較

この夏、ついにMacBook Airを新調しました。

前に使っていたのは、Mid 2011モデルなので、はや8年使っていたことになります。

今までよく働いてくれたものだと思いつつ、どれだけ変わったのか試してみたくなるのが人情といったものでしょう。

そこで今回はMacBook AirのMid 2011モデルと最新の2019モデルを比較しようと思います。

まずはカタログスペックのおさらいをしてみます。

Mid 20112019
CUP1.8 GHz デュアルコア
Intel Core i7
第2世代 Sandy Bridge
(アップグレード済)
1.6 GHz デュアルコア
Intel Corei5
第8世代 Amber Lake
(スタンダード)
メモリ4GB 1,333 MHz DDR38 GB 2,133 MHz LPDDR3
ストレージ128 GB SSD256 GB SSD
グラフィックスIntel HD Graphics 3000Intel UHD Graphics 617
ディスプレイ13.3 インチ13.3インチ Retinaディスプレイ
True Toneテクノロジー
バッテリー50Whリチウムポリマー49.9Whリチウムポリマー
Wi-fiIEEE 802.11a/b/g/nIEEE 802.11a/b/g/n/ac

こんな感じでしょうか。

影響として大きいのは、CPU、メモリ、グラフィックス辺りでしょうか。

細かい型番や数値に関しては分かりませんが、新しいものに置き換わったおかげで速くなっていることが期待できると思います。

Mid 2011もSSDなので、HDDからSSDに変わった時の劇的な速度の向上は無いかもしれませんが、全体的に速く、安定化してくれればいいなといったところです。

ちなみにMacOSですが、最新のMacOSはMojaveですが、Mid 2011ではサポートしていないので、High Sierraで止まっていたのがとても残念だった点です。

もちろん2019モデルのMacOSはMojaveです。

ベンチマークを確認してみる

カタログ上のスペックは分かりましたが、本当に速くなっているのか、それが大事なことですよね。

ということで、簡易的にですが、ベンチマークをチェックしてみました。

今回用いたのはオンライン上でベンチマークを確認できるBasemark Web 3.0です。

https://web.basemark.com

アクセスして、「Start」をクリックするだけの簡単設計。

20のテストを行い、最終的なスコアが出てきます。

ということでMacBook Air Mid2011モデルと2019モデルの両方で実行してみました。

まずはMid 2011モデルの結果から。

どういう値か分かりませんが、234.47という値が出ました。

今回は大きければ速い、小さければ遅いといったくらいの理解で十分でしょう。

次に2019モデルの結果です。

こちらでは374.82という値が出ました。

だいたい1.6倍程度速いということでしょうか。

ただテストをクリアするスピードを見ていると、2019モデルはMid 2011モデルと比べ、全くスピードが違い、サクサクとクリアしていきました。

体感ですが、2倍から3倍程度は速く感じました。

速くなるだろうとは思っていましたが、こうやって速さを感じられると嬉しくなってしまいますね。

外観の比較

外観がどう変わったか確認していきましょう。

まずはサイズ感。

2台を重ねて上から撮ってみました。

上が2019モデル、下がMid 2011モデルです。

同じ13インチなのに、一回り小さくなっています。

箱を開けてみるまで、なんとなく同じサイズだろうと思っていたので、これが一番の驚きでした。

MacBook Airは持ち運ぶ人もいるでしょうから、小さくなることは良いことですね。

今度は側面を見てみましょう。

上が2019モデル、下がMid 2011モデルです。

まずは右側面から。

厚さはほんの少し薄くなった気がします。

2019モデルではイヤホンジャックのみで、他の端子は見当たりません。

Mid 2011モデルでは左からSDカードリーダー、USB端子、Thunderbolt端子の3種類が並んでいます。

SDカードリーダーは使うこともあるので、残っていて欲しかったなぁと思いつつ、それほど頻度は高く無いので、意外と気にならないことでしょう。

次は左側面です。

2019モデルではUSB Type-C端子が2つあるだけですね。

1つは電源ケーブルを挿すので、実質は1つと言ってしまってもいいかもしれません。

これは端子足りないですね。

それにこれまでのUSBは挿せないので、USBハブは持っておいた方がいいでしょう。

Mid 2011では、左からMag safe端子(充電ケーブル用)、USB端子、イヤホンジャックとなっています。

こうみるとMid 2011は端子が多く、いくつかのデバイスを挿すのに良かったんだなぁとしみじみ思います。

次は開いてみましょう。

左が2019モデル、右がMid 2011モデルです。

こうみるとMid 2011モデルが一回りどころか二回りくらい大きく見えます。

2019モデルではディスプレイのベゼル(ディスプレイの外側の部分)が短くなっているので、その分サイズダウンしたということでしょう。

キーボードを見ていきましょう。

まずはMid 2011モデル。

次に2019モデル。

2019モデルの方がギュッと詰まった感じに見えます。

キーピッチ(キーの中心間の距離)は両方とも19 mmで変わりません。

ですがキー自体がMid 2011モデルでは15 mm、2019モデルでは17 mmと2 mm大きくなっています。

これがギュッと詰まった感じに見える原因でしょう。

実際、タイプ感としては、まだ慣れていないので、Mid 2011モデルを使っていた頃よりはタイプミスが多いですが、多分そのうちに慣れてくることでしょう。

慣れてしまえば、こちらの方がタイプミスは少なくなると思います。

タイプした感触としては、Mid 2011モデルの方がカシャカシャといった打鍵音でちょっと硬めな感じがします。

2019モデルでは、タタッタタッという打鍵音で、どちらかというとフニャフニャと柔らかい感じがします。

これは好みの問題なので、どちらがいいとは言えないのですが、個人的にはMid 2011モデルの感触の方が好き(単に長く使っていたからかもしれませんが)です。

またトラックパッドに関しては、2019モデルの方が二回りほど大きくなっている感じがします。

また2019モデルではトラックパッドを2段階で押し込めて、それにより機能が変わるため、まだまだ慣れません。

外観的にはこんな感じでしょうか。

とりえずインストールしたソフトウェア

次にいくつかインストールしたソフトウェアを紹介していきます。

ちなみにAnaconda、FreeCAD、Ultimaker Curaはもちろんインストールするので、今回の紹介からは省きます。

まずはウイルス対策ソフト「Avast」です。

検出感度とか細かいことは分かりませんが、個人で使うには無料で使えるので、家庭用PCにはAvastをいつも入れています。

次はウインドウが画面の端にピタッとくっ付き、サイズを自動で調整してくれる「Magnet」です。

Windowsだと多分基本機能としてあるのですが、Macには無いようなのでいつもこれを使っています。

あまりイメージが掴めない方はこちらの動画をどうぞ。

最後にプログラムランチャー「Alfred」です。

OptionキーとSpaceキーを同時押しすることで、小さなウインドウが開き、そこにプログラム名を打ち込むとプログラムにアクセスできるソフトです。

個人的にLunchPadに行って、プログラムを探して、クリックするという動作が面倒だったため、Alfredから起動することが多かったりします。

こちらも動画があったので、貼っておきますね。

とりあえず最初にインストールしたのはこれくらいです。

また何か面白い、便利なソフトがあれば紹介していきたいと思います。

USB Type-Cのハブを購入

最後に新しいMacBook AirはUSB Type-Cしかないので、ハブを購入しました。

私が購入したのはこちらのハブです。

USB3.1/3.0が1ポート、USB2.0が2ポートあり、さらにSDカードスロットとmicroSDカードスロットがあります。

もちろんバスパワータイプで他に電源ケーブルは入りません。

USB3.1/3.0がUSBメモリ用、USB2.0がマウスと3Dプリンタ用で目一杯使う予定です。

Mac以外にも Windowsにも対応しているので、例えば家族がWindowsを使っていても使い回しができます。

値段的にも2,500円程度で購入できるので、一つ持っていて損はないハブでしょう。

USB type-A / USB type-C 変換アダプタの購入

コネクタ関係でもう一つ。

実は先ほどのハブではApple純正のUSB SuperDriveは、供給電力不足なのか使用することができません。

そのため、SuperDriveを使いたい場合は変換コネクタを購入するのが良いようです。

ということで私はこちらのUSB Type-A/USB type-C 変換アダプタを購入しました。

動作確認を行なったところ、ちゃんとDVDの読み込みができました。

SuperDrive自体は結構高いものですし、そしてこの変換アダプタ自体は安いものなので、USBコネクタの関係でSuperDriveが使えなくて困っている方は是非試してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次