エレコム VRグラス VRG-M01RBK
今回は前々からちょっと気になっていたVRグラスを購入してみたので、その開封の儀をしていこうと思います。
VRグラスを知らない人もいると思うので、まずはちょっとだけ紹介。
VRとはVirtual Realityの略で、仮想現実という意味です。
つまり仮想現実を体験できるグラス(眼鏡)という訳です。
もっとざっくりいうと、目を覆うような密閉型のゴーグルの中に画面があり、それを両目で見るとまるでその画面の中の風景を直接見ているかのように見える細工がしてある眼鏡です。
高いVRグラスだと画面やヘッドフォンも内蔵していて、完全にその世界に入り込めるように作り込まれているそうです。
でもそのような製品は安くても数万円以上するため、なかなか簡単には手を出せません。
その一方で安いVRグラスは、画面が内蔵されておらず、その代わりにスマートフォンを入れて、画面代わりにするというものが販売されています。
とりあえずVR体験とはどんなものなのか試してみたかったので、今回は安い方のVRグラスを購入してみました。
それがこちら。
エレコム のVRグラス「VRG-M01RBK」です。
これを選んだ理由は、使用できるスマホのサイズが最大6.5インチを大きいことと、DMM動画を見るためのBluetoothリモコン(iOS専用)がついていることです。
今回使用しようとしているスマホはiPhoneXSで画面が5.8インチ、そしてケースをつけているので、6インチくらいが十分に入るVRグラスがいいのかなと思った訳です。
またリモコンがないと動画の再生や停止などをするには一度VRグラスからスマホを取り出して、ボタンを押してまたVRグラスに入れるという動作が必要になってしまい、とても面倒そうだったので、最初からリモコンがついているのは好印象でした。
ということでここからは届いた商品の開封の儀をしていきます。
開封の儀
まずはパッケージを正面からみてみましょう。
さすが日本の製品という感じでなかなかカッコよくまとめられています。

裏側には商品の詳細な説明が書かれています。
ここであった方がいいなと思っていたのは、目幅調節機能とピント調節機能です。
というよりもこの二つがないと自分の眼に合わせられないので、端が切れてしまったり、ピントがぼやけてしまって使い物にならないと考えられます。

横には製品仕様が書かれています。
あとQRコードでスマートフォン対応情報のページのリンクが記載されています。
一応見てみたけど、iPhone XSは見つけられなかった…大丈夫かな。

もう一方の横にはオススメのVRコンテンツとしてDMM VR動画のQRコードが描かれています。

箱から取り出してみました。
左上がVRグラス本体、右上が取り扱い説明書。
左下がリモコンが入った白い箱、右下がレンズが汚れた際に使うレンズ拭きですね。
VRグラスの正面には保護用透明シートが貼られていますので、さっさと取ってしまいます。

VRグラスだけを撮影してみました。
こうしてみてみるとなかなかカッコよくて、チープな感じは受けません。

上部を見てみると、真ん中に目幅調節のダイヤルがあり、左右にそれぞれの眼のピント調節ダイヤルがあります。

本体前面がガバッと開くので、ここにスマートフォンを入れます。
入れてみた感じカバー付きのiPhoneXSでも十分に入れることができました。
もちろんカバーのサイズによると思うので、そこら辺はご注意を。

こちらが先ほど白い箱に入っていたリモコンです。
手のひらにちょうど乗るくらいのサイズでサイズ感的には使いやすそうです。

裏面に電池を入れるカバーがあり、すでに電池が入っていました。
テープを引っ張って取り除くと、電池が電極に接触して使えるようになります。

このリモコンはiPhoneとBluetoothで接続しますが、説明書で十分に解説されていますので、ここでは接続方法は割愛します。
とりあえず試してみる
とりあえず試していきたいのですが、ここで二つ注意点。
いくつかVR動画を試したあとで気づいたのですが、レンズに保護シールが貼られていました。
なんかやけに画面がぼやけるなぁと思ったら、レンズのシールを確認してみてください。

もう一つは意外と簡単に頭に装着するためのベルトが外れてしまうこと。
実はこのベルト、ゴムバンドが引っ掛けてあるだけなのです。
そのため頭に装着しようとした時、この切れ込みから外れて、慌ててしまうことが何度かありました。

レンズの保護シールは私のミスですが、ベルトの固定の仕方はもう少し工夫があってもいいんじゃないかなと思います。
動画に関しては、このVRグラスで紹介されていたDMM VR動画をまず試してみました。
最初は無料で見れる動画を探してみたのですが、ほとんどが女の子といちゃいちゃする動画(AVではない)ばかりで、ちがうそうじゃないと。
見たいのは空から地上を見たり、山から素晴らしい景色を見たり、海底で魚たちを見たり、世界遺産をくまなく見たりとストレス解消というか、ほんわかするというか、感動するというか、そういった動画な訳です。
それにDMM VR動画を見るためのアプリは視聴専用。
こちらのアプリで他の見たい動画を探したり、購入したりはできず、わざわざブラウザでウェブサイトまでいき、購入しなければいけないという仕様。
ということでちょっと私が望んでいたものとは違ったなということで、他にも色々試してみました。
そのなかで一番良かったのは、360Channnel(サンロクマルチャンネル)でした。

先ほどの見たい動画が全てあったわけではないのですが、心落ち着く動画が何本かあり、まぁまぁのVR体験をすることができました。
ちなみに360Channelもアプリがあり、こちらは動画の検索や視聴ができます。
(ただし有料のものは直接はできない?有料のものは見ていないので、ちょっと不明です)
とまぁ小一時間、VRグラス、VR動画アプリと格闘してみたのですが、意外とVRグラスを被っている感覚が強くて、動画への没入感は感じられませんでした。
またiPhoneの画面をレンズを通して見ているので、少し荒く見えてしまっていたのも、マイナスポイントでした。
あとはこれは自分のせいなのですが、数分通してVRグラスで画面を見ているとVR酔いというか気持ち悪くなってしまいました。
もしかしたら高額の画面もついているVRグラスならもっともっと没入感があったのかもしれませんし、無料の動画ではなく有料のものならもっと鮮明に見えたのかもしれません。
ただちょっと使ってみて、まだまだ動画数は少ないですし、VRグラスのクオリティもまだまだと感じてしまい、興味を失ってしまいました。
とはいえ捨てるにはもったいないので、当分は押入れの中にひっそりと置いておくので、もしいい動画やいい使い方なんかがあったら是非教えていただきたいなと思っています。
それでももし興味がある方がいれば、まずは今回紹介したくらいのグレードのVRグラスから試してみてもいいのかなと思います。
今回の結果は残念ですが、今回はこんな感じで。
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