水耕栽培器Green Farm Cubeの水やり用ウォータースタンドのデザインを改善してみる 〜組み立て型への変更 その1〜

3D Printer
スポンサーリンク

Green Farmのウォータースタンドver1は?

前に水耕栽培器Green Farm Cubeのウォータースタンドを3Dプリンタを使って作ってみたのですが、皆さんおぼえていらっしゃいますでしょうか?

水耕栽培器 Green Farm Cubeの水やりを楽にしたい! 〜3Dプリンタと工作で作るウォータースタンド その1〜
水耕栽培器「Green Farm Cube」って何?みなさん、野菜摂ってますか?摂ってるよ〜って人も、摂ってないよ〜って人も、家で野菜作りを試してみて、愛着をもった野菜を食べてみませんか?そんな時にオススメするのが...

水やりが楽になって、そこそこ満足していたのですが、どうしても不満な点が出てきてしまいました。

それは水を足す時に、こんな感じでウォータースタンドを本体の上に置かなければいけないこと。

置き場の高さの問題は私のうちの問題なので別として、これではもし水をこぼしてしまったら、Green Farmの電子基盤に直撃してしまいます。

そこをなんとかできないかというのが今回の改善点。

しかしながら、前回のデザインをただ単に高くしようとすると、プリント時間が大幅に延びてしまいます。

ということで、デザインを最初からやり直すことにしました。

スポンサーリンク

どんなデザインにするのか?

いつもデザインはラフデザインを書かずに、いきなりFreeCADでやってしまうズボラな私。

でも今回はちょっと色々なパーツがあるので、先に完成図を見せた方がいいかなと思い、超ラフな図を描いてみました。

完成図はこんな感じ。

3段のプレートがあり、一番下が土台、2番目がペットボトルのキャップが入る穴が空いた台、そして最上段がペットボトルの本体を固定する台になります。

その3段のプレートを4本の縦に伸びたフレームで固定するというデザインです。

固定するには、やはり3Dプリンタで作ったネジとネジ穴を使います。

FreeCADでネジを作る 〜Fastenersの使い方〜
Fastenersのインストール3Dプリンタを使っていると、欲しくなるのが、ネジとネジ穴。ネジとネジ穴があれば、いくつかの部品を組み合わせて、大きな造形物を作ることもできるようになります。そこで今回は実際にネジとネ...
FreeCADでネジ穴を作る 〜タップレンチで作製〜
ネジ穴を作る簡単な方法最初に言っておきますが、今回はちょっとタイトルに偽りありです。まずは使えるものを作る精神から、FreeCADで穴を開けたデザインを作り、そこにタップを用いて、ネジ穴を切っていきます。これは何度...

ということで早速FreeCADでデザインしていきましょう。

スポンサーリンク

土台のデザイン

まずは下からいきます。

とりあえずFreeCADを立ち上げ、新規作成、XY平面にスケッチを作成します。

適当に四角形を描き、

縦線の中心をX軸に、そして横線の中心をY軸に拘束し、

縦横の長さを100 mmに拘束します。

「閉じる」をクリックしてスケッチを抜け、次にパッドで15 mm押し出します。

次に先ほど押し出した板の上面にスケッチを作成します。

四角形を4つ描き、

全ての四角形の縦横の長さを15 mmに拘束します。

この時、フックを作った際に使った等値拘束で一度に拘束してしまっても構いません。

Ender-3で袋を吊るすフックを作ってみた 〜3Dプリンタを持っておくといい理由はこれ?〜
経緯はこんな感じ3Dプリンタを使っていると、困るのがフィラメントカスだったり、失敗作。3Dプリンタの近くにゴミ箱があればいいですが、ない場合はわざわざ買いに行ってまで用意する気にはなれません。そこで考えたのが、3D...

さらに四角形をそれぞれの頂点に合わさるように拘束していきます。

右上の点にはX:50 mm Y: 50 mm

右下の点にはX: 50 mm Y: -50 mm

左上の点にはX: -50 mm Y: 50 mm

左下の点にはX: -50 mm Y -50 mm

といった感じです。

これでスケッチを終了し、今度はこの部分をポケットで15 mm削っていきます。

再度、上面にスケッチを作成します。

四角形を描き、

縦線の中心をX軸に、横線の中心をY軸に拘束し、

縦横の長さを45 mmに拘束します。

スケッチを終了し、ポケットで15 mm削り、穴を開けます。

ちなみにこの穴は少しでもプリント時間が短く、そして使用するフィラメント量を節約するための穴なので、実際機能的にはあってもなくても変わりません。

次にネジ穴を作るための穴を開けていきますが、下の図の赤矢印の面にスケッチを作成します。

スケッチを作成したら、2つの円を描きます。

半径を2.8 mmに拘束し、

1つの円の位置を、X: 42.5 mm Y: 7.5 mmに

もう1つの円の位置を、X: -42.5 mm Y: 7.5 mmに拘束します。

スケッチを終了し、ポケットで70 mm削り、穴を貫通させてしまいます。

これで土台は完了です。

データを保存し、さらにSTLファイルにエクスポートしておきましょう。

スポンサーリンク

2段目、3段目のデザイン

ちなみに2段目、3段目のデザインもほぼ同じです。

この場合は、少し手抜きをしてしまいましょう。

先ほど保存した土台のファイルをコピーし、コピーしたファイルをFreeCADで開きます。

左のウインドウから、中心に開けた 45 mm角の四角形のスケッチを開きます。

スケッチを開いたら、デザインが消えてしまいました。

こういう時は、左のウインドウの「モデル」をクリックします。

左のウインドウのうち、スケッチではなく「Pad」とか「Pocket」をクリックし、さらに「スペースキー」を押します。

これでデザインが現れますので、続きを進めていきましょう。

先ほどクリックした「モデル」の横にある「タスク」をクリックすると、スケッチのウインドウに変わります。

そのウインドウの下の方に「タイプ」と書かれたウインドウを見つけます。

直線が4つあると思うので、これを「右クリック>削除」で全て削除してください。

そして円を描き、中心点を原点に拘束します。

そして2段目の場合は、半径を17.5 mmに

3段目(最上段)の場合は、半径を32.5 mmに拘束します。

そしてスケッチを終了し、ポケットで15 mm削り、穴を開けます。

これで2段目(中段)、3段目(最上段)も完了です。

データを保存し、STLファイルにエクスポートしておきましょう。

次回はフレームとネジを作っていきます。

水耕栽培器Green Farm Cubeの水やり用ウォータースタンドのデザインを改善してみる 〜組み立て型への変更 その2〜
フレームをデザイン前回、Green Farm用の改良型ウォータースタンドのデザインを途中まで行いました。今回はさらにフレームとネジをデザインしていきます。いつも通りFreeCADを起動し、新規作成、XY平面...

コメント

タイトルとURLをコピーしました