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Pandas
前回、SQLite3のエスケープ処理で、特にダブルクォーテーション、シングルクォーテーションに関して解説しました。
【プログラミング】SQLite3:エスケープ処理(特にダブルクォーテーション、シングルクォーテーションに…
SQLite3 前回、plotlyでrangeselectorでワンクリックで表示範囲を変更する方法を紹介しました。 今回はちょっと苦しめられたSQLite3でのエスケープ処理を解説していきま…
今回はPandasのデータフレームをHTMLにする方法を紹介します。
例えばこんな感じで2列5行のデータフレームを作成したとします。
import pandas as pd
import random
x_val = []; y_val = []
for i in range(5):
x_val.append(i)
y_val.append(random.randrange(10))
df = pd.DataFrame()
df['x'] = x_val
df['y'] = y_val
print(df)
実行結果
x y
0 0 7
1 1 3
2 2 4
3 3 7
4 4 1
これをHTML化しましょうというのが今回のお話。
データフレームをHTML化:.to_html()
データフレームをHTMLにするには「.to_html(htmlファイルパス)」を用います。
import pandas as pd
import random
x_val = []; y_val = []
for i in range(5):
x_val.append(i)
y_val.append(random.randrange(10))
df = pd.DataFrame()
df['x'] = x_val
df['y'] = y_val
df.to_html('test1.html')
実行結果
x | y | |
---|---|---|
0 | 0 | 9 |
1 | 1 | 9 |
2 | 2 | 1 |
3 | 3 | 0 |
4 | 4 | 6 |
簡単にHTMLに変換できました。
列名を削除:header=False
オプションには色々あるのですが、使いそうなものを二つばかり紹介します。
その一つは列名の削除でオプションに「header=False」を追加します。
import pandas as pd
import random
x_val = []; y_val = []
for i in range(5):
x_val.append(i)
y_val.append(random.randrange(10))
df = pd.DataFrame()
df['x'] = x_val
df['y'] = y_val
df.to_html('test2.html', header=False)
0 | 0 | 5 |
---|---|---|
1 | 1 | 4 |
2 | 2 | 0 |
3 | 3 | 5 |
4 | 4 | 1 |
行名を削除:index=False
もう一つは行名の削除で「index=False」をオプションに追加します。
import pandas as pd
import random
x_val = []; y_val = []
for i in range(5):
x_val.append(i)
y_val.append(random.randrange(10))
df = pd.DataFrame()
df['x'] = x_val
df['y'] = y_val
df.to_html('test3.html', index=False)
実行結果
x | y |
---|---|
0 | 6 |
1 | 7 |
2 | 3 |
3 | 5 |
4 | 1 |
オプションには他にも色々あるので興味がある方は公式ページを覗いてみてください。
次回はdatetimeモジュールにおけるタイムゾーンの設定に関して色々と試していきます。
【Python基礎】datetimeモジュールでのタイムゾーンの設定
datetime 前回、PandasのデータフレームをHTML化する方法を紹介しました。 今回はdatetimeモジュールで日時を取得した際にたまに重要となるタイムゾーンのお話です。 私…
ではでは今回はこんな感じで。
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