JavaScript
前回はJavaScriptを始めるため、Node.jsをインストールし、Visual Studio Codeで少しいじってみました。
今回はコンソールにログを出力するconsole.logをいじっていきます。
このconsole.logはPythonのprint関数に相当するようで、実行結果として「console.log(値)」の値を出力してくれます。
それでは始めていきましょう。
console.logを使ってみる
まずはconsole.logを使ってみましょう。
書き方は「console.log(値)」ですが、JavaScriptでは行の最後に「;」を付ける必要があることに注意してください。
console.log("Hello World!");
実行結果
Hello World!
確かに「Hello World!」が出力されました。
Pythonの場合文字列を示すのに「”(ダブルクォーテーション)」か「’(シングルクォーテーション)」で括っていました。
またJavaScriptでも文字列の場合もクォーテーションで括るのですが、ダブルクォーテーションでもシングルクォーテーションでもいいのでしょうか?
試してみましょう。
console.log('Hello World1');
console.log("Hello World2");
実行結果
Hello World1
Hello World2
どちらでも問題なく出力されました。
上記の例では文字列ですが、整数や小数をそのまま渡しても出力してくれます。
console.log("Hello World!");
console.log(10);
console.log(1.2345);
実行結果
Hello World!
10
1.2345
変数に関してはまた別の機会に試していきますが、もちろん変数を表示することも可能です。
var hello = "Hello World!";
console.log(hello);
実行結果
Hello World!
また出力に関しては文字列と数値、変数を混ぜて出力することもできますが、それはまた別の機会に試していきます。
コメントアウト
ここでコメントアウトの方法も勉強しておきます。
Pythonではコメントアウトは「#」を使い、その行の「#」以降に書かれたことはプログラムとして実行されませんでした。
JavaScriptでは行単位と複数行(ブロック)でコメントアウトする2種類のコメントアウトの方法があるようです。
行単位では「//」(二つのスラッシュ)を使い、複数行の場合は「/*」(スラッシュとアスタリスク)で始まり、「*/」(アスタリスクとスラッシュ)で終わります。
console.log('Hello World3');
// console.log('Hello World4');
/*
console.log('Hello World5');
console.log('Hello World6');
*/
console.log('Hello World7');
実行結果
Hello World3
Hello World7
今回、とりあえずログを出力するということで「console.log」を紹介しましたが、「console.error()」とか「console.info()」、「console.warn()」、「console.clear()」、「console.time()」、「console.count()」などどう出力するかとか何を出力するかによって色々あるようです。
これらはもう少し慣れてきたら色々試してみたいと思います。
次回はJavaScriptの変数に関して勉強していきます。
ではでは今回はこんなかんじで。
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