【NumPy】値が同じか(equal, not_equal, array_equal)、大きいか(greater, greater_equal)、小さいか(less, less_equal)を判定する方法[Python]

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numpy

前回、numpyで近い値かどうかを判定するiscloseを紹介しました。

今回は値が同じか、大きいか、もしくは小さいかを判定する方法を紹介します。

それでは始めていきましょう。

値が同じか判定:equal, not_equal, array_equal

numpyで値が同じか判定する場合は「equal」、もしくは「not_equal」を用います。

import numpy as np

a = 1
b = 2

print(np.equal(a, b))
print(np.not_equal(a, b))

実行結果
False
True

引数にはnumpyのリストを指定することも可能で、その場合は同じインデックス同士の要素が同じ値かどうか判定されます。

import numpy as np

a = np.array([1, 2, 3])
b = np.array([3, 2, 1])

print(np.equal(a, b))
print(np.not_equal(a, b))

実行結果
[False  True False]
[ True False  True]

リスト内の要素全てが同じ値かどうかを判定する場合は「array_equal」を用います。

import numpy as np

a = np.array([1, 2, 3])
b = np.array([1, 2, 3])
c = np.array([3, 2, 1])

print(np.array_equal(a, b))
print(np.array_equal(a, c))

実行結果
True
False

より大きい:greater、以上:greater_equal

一つ目の値が二つ目の値より大きいかどうかを判定するには「greater」、以上かどうかを判定する場合は「greater_equal」を用います。

引数には数値でもnumpyのリストでもどちらでも指定することができます。

import numpy as np

a = 1
b = 2

c = np.array([1, 2, 3])
d = np.array([3, 2, 1])

print(np.greater(a, b))
print(np.greater_equal(a, b))

print(np.greater(c, d))
print(np.greater_equal(c, d))

実行結果
False
False
[False False  True]
[False  True  True]

より小さいか:less、以下:less_equal

一つ目の値が二つ目の値より小さいかどうかを判定するには「less」、以上かどうかを判定する場合は「less_equal」を用います。

引数には数値でもnumpyのリストでもどちらでも指定することができます。

import numpy as np

a = 1
b = 2

c = np.array([1, 2, 3])
d = np.array([3, 2, 1])

print(np.less(a, b))
print(np.less_equal(a, b))

print(np.less(c, d))
print(np.less_equal(c, d))

実行結果
True
True
[ True False False]
[ True  True False]

次回からはPythonで正規表現を扱う方法を紹介していきます。

ではでは今回はこんな感じで。

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