スマホアプリ
今回はスマートフォンアプリを作りたくなったので、ちょっと調べてみましたというお話です。
まずどんなアプリを作りたくなったのかというと、アイデアはいくつかあり、こんな感じです。
- 研究用計算機(モル計算やアミノ酸の情報、単位変換など)
- マップ上にピンを立てて共有するアプリ
- じゃんけんゲーム
- 占いゲーム
- プログラミング情報アプリ
どこまでできるのか分かりませんが、とりあえず作れそうなものから作ってみようということで、調査を始めました。
スマートフォンアプリを何で作るか?
まず最初に重要なのは「何で作るか」ということ。
それによりプラットフォーム(iOSやAndroidのどちらかだけで利用可能なのか、両方利用可能か)や学習のコストや費用が決まってきます。
ここら辺の要求としてはこんな感じで考えていました。
- プラットフォームはiOS必須、Androidはどちらでも良い
- 学習のコストは低いに越したことはないが、新しい言語を学ぶレベルで高くて良い
- 費用は低いに越したことはないが、月数千円程度なら可
- デザインが簡単なこと(苦手なため)
- 高額な初期投資はしない(新しくPC購入とか数万円程度の初期費用が必要なサービスとか)
- 自分でどんどん改善したいので、外注はしない
ということで調べてみた結果がこちら。
候補1:Python Kivyライブラリ
色々調べていくと、Pythonでも「Kivy」というGUI作成用ライブラリを使ってiOSアプリが作れるという情報を見つけました。
確かに今までPythonを学んできたので、Pythonでプログラミングできるならそれに越したことはないわけです。
しかし色々調べていくうちに、デザインに関しては「Kivy language」という新しい言語を学ばなければいけないため、思ったよりも学習コストが高いと感じました。
あくまでもGUI作成用ライブラリであり、スマートフォンアプリ作成用ライブラリではないため、デザインを自分でしっかり作り込まないといけないようです。
ということで最初に上がった候補ではあるのですが、試す候補としては後回しにしました。
候補2:Swift
SwiftはApple社が作ったiOS用のプログラミング言語です。
そのためAndroid上では動きませんが、その分、iOSの機能をフルに使うことができます。
またPythonにも似ているということから、Python使いにとっては学習コストがそれほど高くなさそうです。
プログラミング環境においてはXcodeを使いますが、プログラミング中に画面のシミュレートもされ、表示のされ方を見ながらプログラミングできるという利点があります。
ただしXcodeはMacOSにしかインストールできないため、Windowsの人にとっては新たにMacを購入するという初期投資の高いハードルがあります(私自身はMacBook Airを持っているので初期投資無しです)。
今回はiOS用のプログラミングができればまずは十分なので、次回インストールして、とりあえず動かしてみてその感触を得てみましょう。
候補3:ノーコードツール
今回の目的は「スマートフォンアプリを作る」ことです。
これまでPythonの記事のようにを「プログラミング言語を学ぶ」ことではありません。
つまりスマートフォンアプリを作れるのであれば、「プログラミングをすることは必須ではない」ことになります。
そう考えた時に目に入ったのが最近流行りのノーコード。
プログラミングとは違って、画面上で部品をドラッグアンドドロップして、機能を選択していくことでアプリ(スマホアプリに限らず、Webアプリや業務ツールなども)を作成する方法です。
プログラミングのように言語特有の書き方やコマンド、ライブラリなどを学ばなくて済むので学習コストが低く抑えられます。
前に紹介したScratchやMicrobitのMakeCode、M5StickCのUIFlowなどもこのノーコードと分類されることがあるそうです。
どうやら最近のノーコードはブロックでプログラミングすらしないレベルであるようで、プログラマではない人でも簡単に作りたいツールやアプリが作れると評判のようです。
とりあえず色々調べてみた結果、こちらの5つのツールをまず試してみることにしました。
今回はとりあえず紹介だけにして、また別の記事で比較や詳細を書いていきたいと思います。
ということで次回はXcodeをインストールして、Swiftを試していきましょう。
ではでは今回はこんな感じで。
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