Anacondaのアップデート
このブログを始めてからずっと使っていたけども、アップデートをしていなかったAnaconda。
とはいっても、一度MacBook Airを買い換えているので、そこから言えば10ヶ月くらいになるのでしょうか。
プログラムの進歩は速いので、いつの間にかバージョンがいくつも変わっていたこともあれば、問題だったバグが解消されていたなんてことも。
私も今回、プログラミング中にバグに当たり、調べてみたらアップデートすれば解消するということだったので、Anacondaのアップデートをしてみることにしました。
ということでその方法の紹介を今回はしていきたいと思います。
ちなみに環境によっては時間がかかるので、余裕のある時にやるのをオススメします。
また人によっては安定的に動いているのであれば、アップデートしないという考えの方もいらっしゃいますので、もし共用のコンピュータの場合は周囲の人にアップデートしてもいいか聞いた方がいいでしょう。
Anaconda本体のアップデート
まず一つ目のコマンドは、Anaconda本体のアップデートです。
jypyter notebookを開き、次にコマンドを実行します。
conda update -n base conda
実行結果
Collecting package metadata (current_repodata.json): done
Solving environment: done
## Package Plan ##
environment location: /opt/anaconda3
added / updated specs:
- conda
The following packages will be downloaded:
(中略)
done
Executing transaction: done
Note: you may need to restart the kernel to use updated packages.
少し時間がかかるので、処理が終わるまでゆっくり待っていてください。
ちなみにWindowsの場合は、管理者権限で起動したAnaconda promptでも同様にアップデートできますが、その場合途中でyes/noの回答を求められますので、ご注意を。
最後に「Note: you may need to restart the kernel to use updated packages.」とあり、アップデートしたものを使うのなら、カーネルをリスタートしてくれと出てきます。
現在、開いているウインドウだけであれば、丸い矢印のカーネルリスタートをクリックすれば良さそうです。
私はとりあえずAnaconda全体を再起動しました。
インストール済パッケージにアップデート
次にこれまでインストールしたパッケージのアップデートを行います。
本体のアップデートも重要ですが、プログラム中で意識的に使っていくのはパッケージなので、忘れずにアップデートをしましょう。
conda update --all
実行結果
Collecting package metadata (current_repodata.json): done
Solving environment: done
## Package Plan ##
environment location: /opt/anaconda3
The following packages will be downloaded:
(中略)
done
Executing transaction: done
Note: you may need to restart the kernel to use updated packages.
あまりアップデートしていないと、何十ものライブラリをアップデートすることになるので、やっぱり時間がかかります。
終了するとやっぱりカーネルをリスタートしてくれと出てくるので、私はAnaconda自体を再起動しました。
これでアップデートは終了です。
個人的にはなるべく新しいプログラムを使っていきたいので、今後はこまめにアップデートしていきたいと思います(そして多分忘れる)。
ということで今回はこんな感じで。
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