Ultimaker Curaのフィラメント管理ウインドウ
前回、フレキシブルフィラメントの開封の儀を行いました。
今回はフレキシブルフィラメントをプリントするためのUltimaker Curaの設定を行います。
ということでUltimaker Curaを起動しましょう。
起動したら、上部真ん中のフィラメントの欄をクリックします。
今までフィラメントはPLAを使ってきましたので、「フィラメント」と書かれている横のプルダウンメニューは「PLA」になっているかと思います。
ここをクリックします。
出てきたプルダウンメニューのうち、「フィラメントを管理する…」をクリックします。
するとフィラメント管理ウインドウが開きます。
フレキシブルフィラメントの設定
今回のフレキシブルフィラメントはTPUという素材ですので、「Generic TPU 95A」を選択しました。
入力するところ(むしろ入力できるところ)は2ヶ所です。
1つ目は「フィラメントのコスト」。
ここにはフィラメントの価格を入力します。
私がTIANSE フレキシブルフィラメントを購入した時の価格は¥2,680なので、「2680」と入力します。
2つ目は「フィラメントの重さ」です。
ここにはフィラメントを購入した際の重量を入力します。
今回は1kgのフィラメントを購入しているので、「1000」と入力します。
これでスライシングした後に、コストが出てくるようになります。
とりあえず設定はこれだけです。
デフォルトのプリント設定を確認
これだけでは面白くないので、デフォルトのプリント設定を確認してみましょう。
TPU 95Aと書かれている右下の「プリント設定」というタブをクリックしてください。
するとこのフィラメントをプリントする際のデフォルトの設定が出てきます。
デフォルトの印刷温度は228度。
そしてビルドプレートのデフォルト温度は0度となっています。
ここでTIANSE フレキシブルフィラメントのリールに書いてある印刷温度、ベースプレート温度を確認してみましょう。
印刷温度は190-230度、ベースプレート温度は50-80度となっています。
ということは印刷温度は高めではありますが、許容範囲内かなと。
ですがベースプレート温度は大きくずれてしまっていますね。
プリントする際はベースプレート温度は自分で変更したほうがよさそうです。
とりあえずCuraのフィラメント設定とデフォルト印刷設定が確認できました。
次回は実際に印刷して、どれくらいの柔らかさの造形ができるのか確認してみましょう。
とりあえず今回はこんな感じで。
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