【M5Stack】ESP32 PSRAM Timer Camera X

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ESP32 PSRAM Timer Camera X

今回はタイムラプスをなるべく安く作成してみようということで、M5STACK社の「ESP32 PSRAM Timer Camera X」を購入してみたので、開封の儀をしていきます。

タイムラプスとは一定時間ごとに撮影した画像を繋ぎ合わせて作成した動画のことです。

ちなみにTime(タイム)は「時間」、Lapse(ラプス)は「経過」という意味です。

他にも「低速度撮影」という呼ばれ方もするようです。

例えばこちらは私が昔iPhoneで撮影したタイムラプス動画です。

この2つの動画は同じ場所で夜と朝で撮影しています。

こんな感じの動画のことをタイムラプス動画というわけです。

iPhoneならこんなタイムラプス動画を撮影するのはかなり簡単なのですが、それではあまり面白くないですし、何よりも撮影している間はiPhoneは固定しておく必要があります。

ということで何か他の方法がないだろうかと考え、探したのが今回の「ESP RSRAM Timer Camera X」です。

タイムラプス動画を撮るデバイス

ちなみにタイムラプス動画を撮影するデバイスはいくつも販売されています。

例えばタイムラプス専用のデバイスとしては、Brinnoという会社が販売しています。

またアクションカメラにもタイムラプス動画を撮影するモードがあるようです。

今回、タイムラプス動画を撮影するのはあくまでも遊びの一環なので、流石に高価な専用のデバイスを購入するのはちょっとハードルが高いです。

アクションカメラなら色々と使えるので興味はある(そのうち購入するかも)のですが、もう少し3PySciらしく挑戦するといったデバイスを探していました。

そこで見つけたのがM5Stack社のESP PSRAM Timer Camera Xです。

M5Stack

実はM5Stack社の製品は前々から目をつけていたものだったりします。

この会社の製品は、「プロトタイプに組み込めるプログラマブルな小型コンピュータ」なのです。

有名な製品としては、M5StackやM5StickCなどがあります。

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この中には自分でプログラムできるコンピュータが入っていて、例えばモーターと繋げてロボットを作ったり、センサーと繋げて環境をモニタリングしたりできます。

これまでだとそのようなデバイスを作成するのに、自分で電子基盤を設計したり、半田付けしたり、かなり知識や技術が必要でした。

しかしこのような簡単に色々な制御ができる小型コンピュータができたことで、製品のプロトタイプの製作の速度が格段に上がったらしいです。

前に紹介したMicro:bitなんかも教育だけでなく、こういったプロトタイプ製作に役立てられているようです。

本当は一つに絞って勉強していきたいのですが、興味を持ってしまったので仕方がない。

ということで、「ESP32 PSRAM Timer Camera X」の開封の儀です。

ESP32 PSRAM Timer Camera Xの開封の儀

それでは開封の儀に進みましょう。

ESP32 PSRAM Timer Cameraが入っている箱はこんな感じです。

サイズ感はこの写真からは分かりにくいかもしれませんが、手のひらに乗るくらいの箱です。

中には本体(真ん中)とアダプター2種(左)、そしてケーブル(右)が入っています。

ちなみにケーブルはUSB Type-A(オス)/USB Type-C(オス)です。

USB Type-A側をパソコンに、USB Type-C側をTimer Camera Xに接続します。

最近のMacだとUSBの差し込み口はUSB Type-Cだったりするので、USB Type-C(オス)/USB Type-C(オス)ケーブルか変換アダプターが必要です。

私はUSB Type-A/USB type-C 変換アダプタをUSB SuperDriveに使用するため持っていたので、こちらを使用しています。

サイズ感が分かるように、百円玉と一緒に撮影してみました。

横は大体百円玉サイズ、縦は百円玉2枚くらいのサイズでしょうか。

かなり小さいことが分かってもらえたかと思います。

EPS PSRAM Timer Camera Xのスペック

次にスペックを見てみましょう。

詳細なスペックは私が購入したスイッチサイエンス様のページに記載がされています。

製品の特徴として私が一番気に入ったのはこの部分です。

スタンバイ時の電流はわずか2 μAで、1時間に1枚のタイマー撮影をオンにしても、バッテリーは1ヶ月以上連続で動作します。

https://www.switch-science.com/catalog/6742/

内蔵のバッテリーだけで1ヶ月以上連続撮影ができるのは、なかなか無いのではないでしょうか。

あとのスペックとしてはこんな感じです。

PSRAM8 MB
フラッシュメモリ4 MB
イメージセンサOV3660
出力フォーマット8/10ビット RAW、RGB、YCbCr出力、圧縮対応
最大画像転送レート2040 x 1536 : 15 fps
1080 p : 20 fps
720 p : 45 fps
XGA (1024 x 768) : 45 fps
VGA (640 x 480) : 60 fps
QVGA (320 x 240) : 120 fps
視野角66.5°
バッテリ140 mAh
重量15 g
寸法48 x 24 x 15 mm

ということで今回はESP32 PSRAM Timer Camera Xの紹介をしてみました。

次回はドライバやソフトウェアのダウンロードを行っていきます。

ではでは今回はこんな感じで。

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