フレキシブルフィラメントの糸引き対策を考えてみる 〜フィラメントの引き戻し距離 その1〜

3D Printer
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フレキシブルフィラメントで糸引き発生

前にTIANSE フレキシブルフィラメントの印刷温度を検討した際、激しく糸引きをしてしまいました。

3Dプリンタ Ender-3×フィラメントの性能 〜印刷温度 TIANSE フレキシブルフィラメント編 全体感編〜
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今回はこの糸引きを何とかできないかと検討していきます。

糸引きの原因で考えられるのは、もちろん温度です。

温度が高すぎると、溶けたフィラメントが粘って、ノズルが移動する際、糸を引くようになります。

第二にデザイン。

糸を引くのは、フィラメントを打ち出さず、ノズルが移動する際に起こります。

つまり上の写真では、底面部では糸引きは起こらないか、起こったとしても内部のインフィル部で起こるため、造形に大きな影響は与えません。

しかし柱の部分は、一層プリントして、他の柱にノズルが移動し、一層プリントして、再度ノズルが移動するということを繰り返します。

つまり複数の柱が立っている構造は糸引きが起こりやすいわけです。

(印刷温度を検討する上記の構造ではそれを狙っており、見事に目的は達成できています)

ただデザインを変えれない場合もあります。

ではプリントの設定でどうにかできないか?

それが今回のテーマになります。

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フィラメントの引き戻し有効

そこで1つ対応策として考えられるのが「フィラメントの引き戻し」です。

Ultimaker Curaでプリント設定の「カスタム」を開いてみてください。

この中の「マテリアル」を開きます。

「マテリアル」の項目のうち、「引き戻し有効」という項目に、マウスオーバーしてみます。

つまり「引き戻し有効」とは、ノズルが移動する際、余分なフィラメントをノズル内に引き戻し、糸引きを少なくしてくれる機能な訳です。

今回はこの項目をもう少しいじってみましょう。

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フィラメントの引き戻し距離

フィラメントを引き戻すかどうかは「引き戻し有効」で設定できそうです。

ではどれくらい引き戻すのか、その項目を表示させていきます。

まずは「マテリアル」のところにマウスオーバーします。

すると右側に歯車が出てくるので、クリック。

セッティングの表示項目を選択するウインドウが現れます。

少しずつ下に行き、「引き戻し距離」という項目を探して、見つけたら、チェックボックスにチェックを入れてください。

引き戻しに関する項目は色々ありそうですが、とりあえず今回は一番効果がありそうな「引き戻し距離」を検討していきます。

これで右下の「閉じる」をクリックすると、プリント設定の「マテリアル」の項目に「引き戻し距離」が追加されます。

デフォルトの引き戻し距離は「6.5 mm」のようです。

これがどのように作用するのか、それは次回検討してみましょう。

フレキシブルフィラメントの糸引き対策を考えてみる 〜フィラメントの引き戻し距離 その2〜
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とりあえず今回はこんな感じで。

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